横井研究室 @ 国語研 に何らかの方法でジョインしてみたいというかた向けの情報を集めたページです.今後も何か質問をいただく都度,情報を追加・更新します.
参加の仕方
当研究室にジョインいただく方法は色々あります.
以下に,すでに先人がおられる方法をリストします.他にも様々な選択肢がありそうです.研究・仕事上のご興味や,関わり方に関する希望や制約について教えていただければ,何らかの新しい方法を提示できるかもしれません.まずは横井まで気軽にコンタクトをください.
現在のラボメンバー一覧 (Members) も参考になるかと思います.すでに気になる方法で研究室にジョイン済みのかたがいるようでしたら,生の声を聞くために直接連絡をしていただくのももちろん大丈夫です.この場合の横井への許可や事前連絡も不要です.
🎓 博士後期課程学生として進学したい
総合研究大学院大学 (総研大) に入学してもらうことで,当研究室で博士生活を送ることができます.
総研大の各「コース」と各国立研究所が紐づいており,総研大の日本語言語科学コースが,国語研で大学院生活を送りたい場合の進学先です.「日本語言語科学コース」という名前がついていますが,当研究室で活動する場合は,言語学的なテーマでなくても問題ないですし,個別言語にこだわらなくても問題ありません.広い意味で自然言語の数理について研究したいかたを受け入れます.
出願を希望するかたは,まずは横井までご連絡ください.研究テーマ,活動方針,環境,などなどが合うかを確認できればと思います.
いわゆる社会人博士を希望するかたも,基本的には,フルタイムの博士課程学生と区別なくこちらのコースに進学いただくことになります.
1年目の火曜日の午後に参加必須のオムニバス講義がありますが,ほかには必須で研究所に来るべきタイミングはほとんどありません(2025年度現在).本業側の繁閑や,どの程度の時間をかけたいかによって,入学のタイミングや研究の進め方を相談しながら決められたらと思っています.
各種情報がまとまっているページ
博士進学に関しては,とくに以下のページに各種の情報がまとまっています.
- 国語研のWeb内,総研大生向けの情報がまとまっているページ: 国立国語研究所 > 総合研究大学院大学
- 総研大のWeb内,入学希望者向けの情報がまとまっているページ: 総合研究大学院大学 > 受験をお考えの方へ
スケジュール
入試や出願のスケジュールは概ね以下の通りです.毎年の正確な日付はリンク先を確認してください.
- 毎年7月:国語研のオープンハウス「ニホンゴ探検」にて,日本語言語科学コース 相談会(進学希望者向けの個別相談会)が併設開催されます.
- 毎年9月:国語研にて,日本語言語科学コース 説明会(進学希望者向けの説明会および個別相談会)が開催されます.
- 願書は毎年12月初旬頃必着 です.大学院への検討されているかたはお忘れなきようご準備をお願いします.不明点があれば,事務的なことは事務ご担当者まで,研究内容については横井まで,早めにご確認ください.
支援
- 研究費:個人の裁量で自由に使える研究費が,総研大から年20万円(2025年度実績)支給されます.
- 奨学金・グラント:おおよそ学振DC相当額の収入が常に得られるように,大型の奨学金・グラントの申請活動の支援と,採択までの期間の金銭的な支援をします.
- 大型の奨学金・グラントの獲得を支援します.
- SOKENDAI特別研究員制度(JST SPRING,BOOSTにあたります),学振DC,JST ACT-X などの申請を,積極的に支援・添削します.
- 大型の奨学金・グラントの申請を強く推奨しています.自由に使えるお金が大幅に増えるだけではなく,研究計画をまとめる良い機会になり,ライティングの練習にもなり,生産的な博士生活を送る上で有用です.さらに,採択されれば,近い世代の広い分野の元気な人と知り合うための良い機会となり,また就職活動時もアピールできます.
- 入学前に締切が来る奨学金・グラントもあります.自身での早めの調査・確認をお願いします.
- 大型の奨学金・グラントに採択されるまでの期間については,できるだけ学振DCに近い額を,RAとしての雇用を通して支援します.
- また,広い意味での研究室運営のサポートをしていただける場合は,追加でRAとして雇用します.
- 大型の奨学金・グラントの獲得を支援します.
- 発表学会の旅費・参加費・論文投稿費など:基本的にすべて支援します.
- ぜひ色々な論文誌・学会に論文を研究結果を投稿し,発表に行き,日本中・世界中の研究仲間との議論を楽しんでもらえたらと思っています.
- さらに,総研大には,国際学会への参加や,国内外の共同研究の打ち合わせに係る旅費を支援する制度があります:SOKENDAI研究派遣プログラム.
- ノートパソコン:上限25万円(2025年度実績)で,総研大から希望の機種を貸与してもらえます.
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計算用サーバー:共用の計算サーバーを利用できます.
- 国語研の関係者が利用できるサーバー
- GPU: NVIDIA RTX A6000 × 4, 各 48 GB VRAM
- CPU: Intel(R) Xeon(R) Gold 6238R CPU @ 2.20GHz × 122
- RAM: 376 GB
- 総研大の学生が利用できるサーバー
- GPU: NVIDIA H100 × 4, 各 80 GB VRAM
- CPU: Intel(R) Xeon(R) Gold 6548Y+ × 128
- RAM: 1 TB
- 国語研の関係者が利用できるサーバー
- ほか:何でも相談してください.
🏫 他大学の学部・修士・博士学生として定期的に遊びに来たい
「ほかの大学や他の研究室に所属済みだが,定期的に国語研に遊びに行き,研究室に在籍している**さんと一緒に研究をしてみたい」といった希望があれば,ごく気軽に相談してください.複数の先例があります.アイデアを検討するための雑駁な議論と数理的な手続きの両方が好きなかたは特に楽しめると思います.
RA代や交通費の支援も可です.経済面での相談も気軽にどうぞ.
すでに別の研究室に所属済みのかたは,具体的な共同研究やRAとしての支援がはじまる前に,現在の指導教員に相談してください.
👩🎓👨🎓 ポスドクとして就職したい
学振PDとしての就職を受け入れることができます.まずは横井までご相談ください.
また,当研究室で研究生活を送ることが可能なポスドクポジションが,横井研・国語研・総研大・人間文化研究機構(国語研の上位組織です)のそれぞれで随時生じます.そのときどきの選択肢や状況については,横井まで気軽にご確認ください.
🏢 他の機関で働きながら定期的に遊びに来たい
他の機関で働きながら研究室にときどき遊びに来て当研究室での研究や議論を楽しみたいというかたには,外来研究員をはじめとした visiting の仕組みがいくつかあります.まずは横井まで気軽にご相談ください.
知的好奇心に駆動された人生を送っている人が複数の分野から集まってくる環境にしたいと思っています.
👩🏻💻👨💻 バックオフィス・サポートメンバーとして研究室運営に参加したい
広く研究室運営のサポートにご興味があるかたも,ぜひ横井までご連絡ください.
2025年11月現在,4名のかたにバックオフィスメンバーとして入っていただいています.今後も,環境作り,広報,情報システム,デザイン,などなどが得意なかたをたくさんお雇いできればと考えています.
環境
👨👩👧👦 ほかのラボ・機関との交流
他研究室,他組織,他分野のかたとの交流・共同研究を推奨しています.ニーズに応じて,議論面でも金銭面でも積極的に支援します.
ラボや国語研周辺でも定期的な交流イベントがあります.もちろんいずれも強制参加ではありません.個々人にとって水が合う会があれば,交流の機会としてぜひ楽しく活用してください.
- ☕️ 317カフェ,毎週月曜日
- 🍱 統数研–国語研合同ランチ,毎月第1木曜日
- 🍛 カレー部(国語研 小磯グループ主催),水曜日 不定期